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タイ輸入初心者が初めて仕入れをやってみた結果は?【仕入れ場所や原価を公開】

SIDE JOB THAI IMPORT

こんにちはNOBLOGのノブです。

2021年の12月の終わりからタイ輸入をはじめてみました。

つい先日初めての商品がタイから届いたので、仕入れした場所や原価、日本での販売状況まで全て丸裸にご紹介します。

この記事を書いている僕はEC歴0年、タイ在住歴1.5年。

タイに対して少しの知見はあるものの、ECについてはまだ知識0の状態です。
なので、これからタイ輸入を始めたいという人の参考になれば幸いです。

それでは本題に参りましょう。

この記事の目次

タイ輸入をはじめようと思った理由

そもそもなぜ僕がタイ輸入をはじめようと思ったのか、を簡単にまとめると以下の3つ。

  • 競合が少ない
  • タイに住んでいた知見と人脈を活かせる
  • ブログ×専門性を作れそうだと思ったから

もともとはブログで稼ごうと思ってたのですが、5年間で稼げた最高月収はGoogleアドセンスをメインにして、4万円。
スポット的にクライアントワークで10万円いったことはあるのですが、全然伸びずに若干心が折れ気味なので、ここはいっそのこと全く新しいビジネスに切り変えようと思いました。

タイ輸入をはじめようと思った理由はもっと詳しくこちらに書きました。
>SEOコンサルの僕がブログで稼ぐのを諦めて「タイ輸入」に変える理由

これからタイ輸入をはじめようと思っている方は参考にされてみてください。

タイから仕入れた商品①:エイの革の長財布

では、今回仕入れをした商品を紹介します。

まずは初回の仕入れとして、2商品仕入れてみました。

  1. エイ革の長財布×2個
  2. バンコク限定のトートバッグ×6個

▼コチラです。
今回仕入れた2商品先に言っておくと、送料や現地パートナーへの手数料を含めた全ての商品原価は、【61,594円】でした。
なるべく早く商品を売り捌いて、この商品原価を回収したいところです。

仕入れをした場所

今回仕入れをした場所はバンコクにある「チャットチャックのウィークエンドマーケット

▼2021年12月コロナ禍のウィークエンドマーケット

バンコク ウィークエンドマーケット週末だけ開かれるマーケットで、僕もタイに住んでいたときはちょくちょく行ったことがあります。
革製品やら古着やら果ては希少な動物まで、ありとあらゆる商品が並べられています。

マーケットの大きさは10万平方メートル(東京ドーム2.5個分)の広さがあり、8,000店ものお店がひしめき合っています。

今回コロナ禍でタイには行けないので、タイ駐在時に一緒に営業の仕事をしていたタイ人のパートナーに買い出しを頼みました。
彼もタイ→日本のビジネスが興味があるらしく喜んで引き受けてくれました。

▼今回エイ革の財布を仕入れたお店-Kashima-

ここ数日少し調べていたんですが、通常タイ輸入を始めようと思ったら、以下のようなステップで始めるのがセオリーっぽいです。

  1. タイ現地に行く
  2. 商品を選ぶ(まずは2~3個の少量を購入する)
  3. 日本で販売する
  4. 売れ行きがよければ、まとめた数量を追加発注をする
  5. タイ輸入代行を通して、商品を日本に発送する
  6. 日本で売る

あとは、②〜⑥の繰り返しで商品ラインナップを増やしていくみたいです。

まずこのコロナ禍でタイに行くことができる日本人は少ないですし、タイ輸入代行も通常月額2万円弱かかるところが多いので、協力してくれる現地パートナーがいて正直ラッキーでした。

かなり横道にそれましたが、本題に戻すと今回仕入れたのは、エイ革の長財布。

仕入れをした理由をご紹介します。

「エイ革の長財布」を仕入れた理由

  1. サクラトレードがオススメしていた商品だから
  2. メルカリでそこそこ売れていたから
  3. 利益率が良かったから

この3つです。

タイ輸入を始めると言っても、そもそも何を仕入れて良いか皆目検討もつきませんでした。

なので、とりあえずタイ輸入代行で有名な「桜トレード」のLINE友達登録をして、「おすすめのタイ輸入商品一覧」の友達追加プレゼントを入手しました。

そこに書いてあったのが、エイ革(スティングレイ)の財布でした。

他にもワニ革やヘビ革の財布がオススメとして書いてあったのすが、ワシントン条約で輸入が規制されている商品らしく、輸入には原産地証明書(タイで作られた製品であることの証明書)が必要なようです。

原産地証明書を発行してくれるお店もバンコクにはあるようなのですが、初回から手数が掛かり、サクッと仕入れて、サクッと売りたいと考えていたので、今回はスキップしました。

対してエイ革は原産地証明書は不要なので、この商品をチョイスしました。

またメルカリで見るとどうやら1週間に10個くらいは売れているらしく、仕入れても売れる見込みがありそうでした。

そしてこんな感じでパートナーに実際に動画を送ってもらいながら品質確認をしました。

 

ただ中に変なロゴが入っていたので、このロゴがないバージョンがないかと聞いたのですが、ロゴありしかないようでした。

▼変なロゴ
エイ革財布の変なロゴ

ロゴなしをオーダーしようと思うと最低発注ロットは30以上は必要とのこと。
さすがに初回からオーダー品は作れないので、とりあえずロゴありの財布を2つ入手しました。

価格は1個2,500バーツ。

2個購入したので5,000バーツ。
タイバーツのレートは2021年12月現在1あたり約3.4円なので、日本円にすると、5000バーツ×3.4円=約17,000円。

うーん思ったより高かったです…。
正直800バーツくらいで買えるものと思っていたので、びっくりでした。

ただ日本では、15,000円くらいでメルカリで販売している人が多いので、十分に利益は取れると思い仕入れを決意しました。
売れれば、これから徐々に安い仕入れ先を見つけていきたいと思います。

エイ革の財布についてはこんな感じ。

今回購入したエイ革(ガルーシャ)の財布について、もっと詳しい記事を書きました。
>タイ輸入始めたら出会うガルーシャ(スティングレイ)についてわかったことをレポートします

次はバンコク限定のトートバッグについて紹介します。

タイから仕入れた商品②:バンコク限定のDEAN & DELUCAのトートバッグ

DEAN & DELUCA のバッグ

はじめにいうと、正直この商品を仕入れたのは失敗でした。

仕入れる時は全然詳細に原価を計算に入れてなかったのですが、送料や送金手数料、メルカリでの販売手数料を差し引くとほとんど利益が出ない商品でした。

次からは仕入れを決定する前に全ての原価を弾き出そう…。

こちら項目で全ての原価を紹介します。

仕入れをした場所

今回仕入れをした場所は、Shopeeという東南アジアの国々で利用できるECサイトです。

Shopee
ただこのECサイト、日本への発送はしていないようで、やはりタイ現地に受取人がいないと発注→発送までが不可能でした。
この商品についても僕は現地のパートナーに発注と受け取りをお願いしました。

これからタイ輸入を始める人であれば、タイ輸入代行会社が受け取りから日本への発送をしてくれるので、依頼するといいかと思います。

ただ先にも記載の通り、月額料金が2万円弱必要です。

商品は発注後3日ほどで確実に届きました。

▼届いた商品
バンコク限定のトートバッグ

特に個包装はしていないところがタイっぽいですね…。

「バンコク限定のトートバッグ」を仕入れた理由

こちらはメルカリでタイ輸入のセラーをリサーチしてるときに見つけた商品でした。
エイ革の財布を販売しているセラーのプロフィール写真を辿っていくと、販売履歴にこのDEAN & DELUCAのバッグがあり、かなりの数量を販売しているようでした。

販売価格も4,300円ほどと高かったので、仕入れを敢行しましまた。
繰り返しになりますが、この販売価格だと原価が高すぎたので、利益がでませんでした。

もう勉強代だと思って、原価で売り捌こうと思います。

タイ輸入で仕入れた商品の原価

今回はじめてタイ輸入で仕入れた原価はこれです。
タイの仕入れ原価

メルカリで販売するまでにかかる商品原価は以下の通り。

①商品自体の原価
②パートナーへの手数料(10%)
③タイ→日本への送料(EMS)
④メルカリの国内送料
⑤メルカリの販売手数料(10%)

タイ→日本への送料は、DHLやFEDEXを使えばもう少し安くなるかもしれません。
パートナーへの手数料については、今後物量が増えてきて、タイ輸入代行会社を通せばもう少し削れるかもしれません。

という感じです。

タイ輸入で仕入れ費用の送金に使った国際送金サービス

今回送金には、Wiseというアプリを使いました。
World Familyというアプリも有名らしいです。
僕はこれまで国際送金はペイパルを使ってたんですが、比べ物にならないほど安く送金できます。
Wiseは為替レートに実際のレートを使うようです。
例えば、こんな感じ

  • Paypal:113円/$
  • Wise:108円/$

$1を送金しようと思うと、Paypalでは、113円必要になりますが、Wiseでは108円で送金できる。
問答無用でWiseを使用しました。

タイ輸入で仕入れた商品の販売状況

で、今回仕入れた商品の販売状況をご報告します。

メルカリでの販売状況

出品して2日が経ちましたが、残念ながらまだ1点も売れていません笑

エイ革に関しては、相場より1,000円くらい安く出していますが、いいねが2件入っただけで、売れる気配なしです。

トートバッグに関しては、相場より1,000円近く高く出しているので、いいねすら入らず全く売れる気がしません。

このまま売れない状況が続けば、原価で売れれば全然OK、最終赤字でも売り捌いて原価を少しでも回収して次の仕入れ資金にしようと思います。

▼2022年1月29日 販売状況の追記
出品して15日近く経った今日、ようやくガルーシャの緑が売れました。
しかしほぼ原価で販売しているので、利益は70円…笑。
分かったこととしては、

  • ガルーシャを購入する人は男性であること
  • カラーは黒が鉄板ということ
  • 中の素材はベージュ色が人気があること

上記を踏まえて次回の仕入れを敢行したいと思います。
ガルーシャ緑は失敗だったけど、「緑は売れない」ということが分かっただけでも、OKかなと前向きに捉え、次の仕入れにつなげます。

今後タイ輸入で仕入れをしたいモノ

次回仕入れをしたいものをまとめてみました。

次回の仕入れ商品
次回の仕入れ商品2エイ革の二つ折り財布を仕入れてみたいのと、シルバーも売れ行きが良かったので仕入れようと思います。
むしろ、シルバーの方が競合が少なくて、販売数も多いっぽいので最初からこっちを仕入れておけば良かった…。

まとめ

そんな感じで初めてのタイ輸入に挑戦してみました。

  • 今回の学びは、掛かる原価はしっかり計算してから仕入れましょう
  • 売れる商品はしっかりリサーチしてから仕入れましょう

クソほど低レベルな僕ですが、これからタイ輸入ガッツリやってこうと思います。

それではまた。