「TOEIC意味ない」は嘘!安心して勉強してください。TOEIC810点の僕が解説します
こんにちは、NOBLOGのノブです。
あなた
「TOEICって勉強して意味あるの?」
「こんなに努力して勉強しても意味ないなら辞めようかな…」
TOEICをこれから勉強しようとしている方、すでに勉強をしている方、
こんな不安を抱えていませんか?
安心してください、TOEICは意味あります。
TOEICで高得点を取ることは、あなたの英語力を証明する上で大きい武器になります。
この記事では、「TOEIC意味ない説」は嘘であること、なぜTOEICは意味がないと言われるのか、をTOEIC810点、TOEICを活かして海外駐在を経験した僕が解説します。
この記事の目次
TOEICは意味がある
まず最初に「TOEICで高得点を取ることは意味があるのか、ないのか」という問いに対しては「ある」とはっきり言い切ります。
なぜなら僕がTOEIC810点を取って、たくさんの良いことがあったからです。
具体的にはこんな感じ。
- 新卒で海外に駐在できた
- 英語を使う会社に転職しやすい
- 英語に詳しくない人にTOEIC810点というと「英語ができる人だ」と思ってもらえる
- シンプルに英語力が伸びた
TOEIC810点をとったのは10年前ですが、10年間の間にこれだけの良いことがありました。
あのときちゃんと努力して本当に良かったと思いますし、これからも810点というスコアは困ったときに助けてくれる気がしています。
こんなTOEICですが、「TOEIC意味ない説」があるのは事実。
ではなぜTOEICが意味がないと言われるのか、解説していきます。
「TOEICが意味ない」と言われるのはなぜか
「TOEICが意味ない」と言われるときは、あるフレーズが抜けています。
それは、”英会話に上達に”TOEICは意味ない、です。
これは僕の実体験からもそう思います。
TOEIC800点、900点を取ったからと言って、英語がペラペラになるわけでは全くありません。
なぜTOEICで高得点を取っても英会話がペラペラにならないのか
TOEICといえば一般的に「TOEIC Listening & Reading Test」のことを指します。
年間400万人もの人が受験します。
「TOEIC Speaking & Writing Test」という、スピーキング、ライティングのテストもありますが、こちらは年間4万人が受験し、前者と比べると、あまり一般的ではありません。
一番メジャーなTOEICのテストでは、読む・聞くの能力しか求められないのです。
読み・書きを鍛えることで、英会話の基礎はできますが、実際に英会話をしなければ、話す筋肉はつきません。
そして英語が良くわからない方からすると、「英語ができる=英会話ができる」です。
しかし、いくらTOEICで読み書きを極めたとしても、話さなければ英会話はできるようになりません。
これが「TOEICは意味ない」と言われる理由です。
しかしたとえ英会話が上達しなくても、TOEICで高得点を取るメリットはたくさんあります。
次からは「TOEIC意味ない」が嘘である理由を解説していきます。
「TOEIC意味ない」が嘘である3つの理由
TOEIC意味ない」が嘘である理由は以下のように3つあります。
- TOEICは権威性がすごい
- 英語力が上がる
- TOEIC高得点=努力ができる証
順番に解説していきます。
理由①:TOEICは権威性がすごい
日本で英語力を証明するテストは2つあります。
- TOIEC公開テスト
- 実用英語技能検定(英検のことです)
この2つが最も一般的だと思います。
英検では日常会話からアカデミックな英語まで幅広く出題されます。
一方、TOEICはビジネス英語に特化しています。
学生の間は英検の方が、社会人になるとTOEICの方が評価される傾向があります。
TOEIC高得点は英語をよく知らない人にも有効
個人的な経験ですが、社会人になると英語を特に勉強したことがない人でも「TOEIC810点」というと驚いてくれます。
社会人の間では、TOEICで高得点はすごい、という認識がかなり広く浸透しているように感じます。
英語力を客観的に証明するためのスコアとして非常に有効であると感じます。
例えば「英語得意なんですか?」と聞かれたときに、「海外に住んでたので、英語話せます」と答えるのと、「TOEIC810点です」では、後者の方が英語力の証明になる感覚があります。
海外に住んでいても、英語ができない人、話せない人はいますが、TOEICはごまかしが効かない客観的な指標です。
これはTOEICの権威性がビジネスの現場で広く認知されているからだと思います。
客観的な英語力の証明には、TOEICの権威性を使うのがかなり有効です。
理由②:英語力が向上する
「TOEICが意味ない」といっても、それは「英会話上達には意味ない」ですが、「読む・聞く」能力の向上には確実に意味があります。
TOEIC800点取得に必要な単語数は、6,800〜7,200語程度と言われています。
この単語数は多くのビジネスシーンで円滑に業務を遂行できるレベルの単語数です。
またリスニングでは、学生時代の教科書では聞くことのないスピードやアクセントで英語が話されます。
TOEICのスピードになれることで、英会話におけるリスニング力向上にも役に立ちます。
僕はTOEIC810点を超えてから、英会話におけるリスニング力が急速に向上した実感がありました。
なので、シンプルに英語力が上がるという点においても、TOEIC高得点を取ることは決して意味のないことではありません。
理由③:TOEIC高得点=努力ができる証
TOEIC高得点というと、英語力の証明だけでなく、「この人は努力ができる人なんだ」と判断してもらえます。
一度TOEICを受けると感じるかもしれませんが、結構難しいです(笑)
特にはじめから2時間という制限時間の中で、問題を解き終えられる人は稀だと思ってます。
TOEICで高得点を取るためには、英語力の他にも以下のようなスキルが必要です。
- 速読術
- 継続的な努力
- 集中力の維持
2時間という長い時間維持できる集中力は、一朝一夕に身につくものではありません。
また、テストの進め方の攻略法という点でも、リスニングパートの回答法の説明が読み上げられている間に、語彙問題を全て終わらせておく、のような細かいテクニックもあります。
TOEICで高得点を取るためには、地道な努力が必要不可欠です。
TOEIC高得点を取った人は、これらの困難を乗り越えた人だと見てもらうことができます。
総合的に英語力を鍛えたいなら英会話は必須
ただ英語で交渉がしたい、プレゼンテーションがしたい、日常会話がしたい、ならTOEICだけでは不十分です。
上にも書いたように、一般的なTOEICでは読む、聞くの能力しか問われません。
いくら読む、聞くを極めたところで、話せるようにはなりません。
話すためには、まるでスポーツのように、何度も何度も同じフレーズや発音を繰り返したりする必要があります。
これはTOEICでは身につきません。
もちろん英会話をするには、読む、聞くというインプットは必要不可欠なので、TOEICである程度高得点を取ったあとは、英会話をしてみると良いと思います。
TOEICで十分なインプットがあれば、英会話上達も早いです。
まとめ
「TOEIC意味ない説」は嘘であることを僕の実体験をもとに、解説しました。
まとめるとこんな感じ。
- TOEICは権威性がすごい
- 英語力が上がる
- TOEIC高得点=努力ができる証
ただし、TOEICと英会話は全くの別物です。
TOEICで高得点を取ったからと言って、英会話ができるわけではありません。
英会話をしたい方は、英会話の勉強をしましょう。
TOIECで高得点を取った方におすすめの英会話勉強法は「オンライン英会話」です。
TOEICを勉強してきたのと同じペースで、家にいながら英会話が勉強できるからです。
英会話初心者なら「ネイティブキャンプ」をおすすめします。
オススメの使い方はこちらで紹介していますので、記事読んで英会話にも挑戦してみてください。
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