中小企業のWebマーケティングは5つのステップで進めよう!現役Webマーケターが解説します
こんにちは!
NOBLOGのノブです。
考える経営者
「Webからの問い合わせを増やしたんだけど、一体何から始めていいの?」
「SNSやらSEOやら色々ありすぎてどれが一番いいのか分からない…!」
そんな悩みを抱える経営者に向けて、そもそもWebマーケティングとは何か、どのようなステップで進めていけば良いのかを解説します!
この記事を書いている僕はWebマーケティング会社のディレクターとして毎月10社以上のコンサルティングを行なっています。
最短距離でWebマーケティングを成功させるための第一歩としてご覧ください。
この記事の目次
Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは、インターネットを活用して、商品やサービスを広く知らせたり、売り上げを増やしたりするためのマーケティング手法のことをいいます。
Webマーケティングには、様々な手法がありますが、その中でも代表的なものを5つ紹介します。
手法①:検索エンジン最適化(SEO)
Webサイトの構成やコンテンツを最適化し、Googleなどの検索エンジンの上位に表示されるようにすることで、自然流入の増加や集客効果を狙う手法です。
手法②:SNSを活用したプロモーション
SNSを活用したプロモーションは、主にFacebook、Instagram、Twitterなどの大手SNSを活用することで、ユーザーに商品やサービスをアピールする手法です。
手法③:コンテンツマーケティング
自社の商品やサービスに関連する記事や動画、画像などのコンテンツを作成し、WebサイトやSNS上で配信することで、ユーザーに有益な情報を提供し、信頼を築く手法です。
また、コンテンツを通じて自然な形で商品やサービスの紹介を行うことで、認知拡大や顧客獲得につなげることができます。
手法④:Eメールマーケティング
メールマガジンやセールスメールなどを活用し、ユーザーに直接情報を送信することで、商品やサービスのプロモーションや、購入を促す手法です。
特に既存顧客に対してアップセルやリピート購入を促す効果が高い傾向があります。
手法⑤:LINEを活用したプロモーション
LINE公式を活用し、LINEを通じてユーザーに情報を発信することで、自社サイトへのアクセスを促したり、商品やサービスの販売を行うことができます。
また、LINEを通じてクーポンや割引情報を配信することで、ユーザーの購買意欲を高めることもできます。
中小企業のWebマーケティングはこの5つのステップで始めよう
さてここからは実際にどの順番でWebマーケティングの下地を整えていくべきか、5つのステップで解説します。
ステップ①:目的と予算を明確にする
まずはじめに必ずWebマーケティングをする目的と予算を決めましょう。
- 認知を拡大したいのか
- お問い合わせの質を上げたいのか
- お問い合わせの量を増やしたいのか
- 追客をしたいのか
それによって使うべきどこにテコ入れをしていけばいいのかが全然変わります。
例えば、すでにWebサイトはあってお問い合わせの質はいんだけど、認知を拡大しお問い合わせの量をもっと増やしたい、という場合SNSやSEOが最適です。
反対にお問い合わせの質を上げたい場合、Webサイトのページを改修しましょう、という施策になるかもしれません。
それと同時にWebマーケティングに使える予算も決めてください。
月10万円なのか、月100万円なのかで使うメディアの種類や施策が全く異なります。
ステップ②:Webサイトを整備する
あなたがまだWebサイトを持っていない、もしくは自分で作った程度のWebサイトであれば、最初にここを整備しましょう。
Webサイトは全ての母艦になるメディアです。
SEOやSNS、YouTubeなどのプラットフォームから獲得したユーザーは全て一度Webサイトに流れ込んできます。
また追客の方法として、メルマガやLINEがよく使われますが、それらへの登録もWebサイト経由で促すことが多いです。
さらに顧客事例やお客様の声といった、お問い合わせ率を上げるためのコンテンツもWebサイトに必ず必要です。
ここを整えずして、SEOやSNSをやったところで、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるがごとく、お問い合わせには繋がりません。
繰り返しますが、まずはWebサイトを整備し、Webマーケティングの土台を築きましょう。
ステップ③:コンテンツを作る
Webサイトができたら、次はコンテンツを作りましょう。
コンテンツとは主に、
- SEOブログ
- SNS
- YouTube
などです。
これらのメディアは、ユーザーの役に立つ情報を発信することで顧客と信頼関係を作ることが得意です。
想像してください。
Webサイトに自社の売り込みたい情報しかないサイトを。
まるで邪魔なチラシや広告かのようなイメージがありませんか?
マーケティング用語で「返報生の法則」という有名な法則を聞いたことがあるかもしれませんが、コンテンツマーケティングもまさにそうです。
ブログやSNS、YouTubeを通して役に立つ情報を何度も何度もギブしてあげることで、ようやくあなたの商品が検討の土台に上がります。
ステップ④:追客システムを作る
ここまでできたら追客システムを作りましょう。
代表的な追客システムは、
- LINE公式
- メルマガ
です。
最近だとLINE公式を使用する企業が圧倒的に多いです。
その理由はメルマガよりも、LINEの方が見てくれる率が圧倒的に高いからです。
一般的にメルマガを読む人は15%〜25%と言われていますが、LINEは40%〜60%です。
日本国民の9割が使うメディアなので、追客ならLINE一択ですね。
そしてLINEをお友だち登録する人は、商品を買う確率はかなり高いので、せっかくWebサイトに訪れた人を取り逃さないように、追客システムも整えておきましょう。
ステップ⑤:広告をかける
最後に広告をかけましょう。
Webサイトができた時点で広告をかける会社もありますが、僕としてはWebサイト、コンテンツ、追客システムが全て整った状態で広告をかけた方が良いと思います。
せっかくお金をかけて、Webサイトに流入をさせたとしても、
- コンテンツが何もない
- 追客システムもない
という状態だと、それこそバケツに穴が空いた状態で水道の蛇口をひねるに等しいからです。
中小企業がWebマーケティングを始める上での注意点
次は中小企業がWebマーケティングを始める上での注意点3つを解説します。
注意点①:ステップは必ず守る
上記の5つのステップは必ず守ってください。
例えばLINE公式を作ったはいいけど、Webサイト全然完成していないとか、コンテンツがない状態だとユーザーをどこから獲得して、どこに流すの?って話になると思います。
他にもいきなりSNSを始めてフォロワーは増えたけど、Webサイト未整備の状態ならせっかく獲得したフォロワーもお問い合わせや購買に繋がりません。
基本的には上記5つのステップは必ず守ってください。
さもなければ、砂嵐の砂漠で彷徨うかのごとく結果という一番星は見えてこないでしょう。
注意点②:一気に全てをやろうとしない
Webサイトも作って、コンテンツも作って、追客システムも作って、と一度でやるのはやめましょう。
あなたが大企業の経営者であれば話は別ですが、この記事を見ている方であれば、基本的に中小で従業員が数人という方が多いはずです。
仮にWebマーケティング会社にWebサイトの制作やコンテンツの制作を任せたとしても、あなたの会社のリソースは必ず必要です。
例えば、素材の写真集めだとか、記事の事実確認などがありますが、これがみなさん思っているより大変な作業です。
もちろんWebマーケティング会社はできるだけ、クライアント(あなたの会社)の手数を減らすよう努力しますが、それでも必ず協力は必要です。
なのであれもこれもと一気にやろうとすると、本業が逼迫するか、Webマーケティング自体途中で中断するかの事態に陥りかねません。
社内リソースを鑑みて、必ず着実に進めましょう。
注意点③:自社だけで全てをやろうとしない
自社でWebサイトも作って、ブログも書いて、SNSも投稿してって方がいますが、あまりおすすめはしません。
最近はどの会社も品質が高いので、あなたが本業の片手間で作ったコンテンツはどうしても埋もれてしまいます。
「餅は餅屋」というように、WebマーケティングはWebマーケティング会社に任せた方がお金も時間も無駄になりません。
でもWebマーケティング会社側の人間からすると、発注者である方がコンテンツを作った経験がある方はすごく嬉しいです。
なぜならWebサイトを作る大変さ、コンテンツを作る難しさを自分の体験として知っているからです。
まとめ
まとめますと、代表的なWebマーケティングには、
- 検索エンジン最適化(SEO)
- SNSを活用したプロモーション
- コンテンツマーケティング
- Eメールマーケティング
- LINEを活用したプロモーション
などがありました。
そしてWebマーケティングを進める5つのステップは、
- 目的と予算を明確にする
- Webサイトを整備する
- コンテンツを作る
- 追客システムを作る
- 広告をかける
です。
そしてこれらのWebマーケティングはあなた1人でやらないようにしましょう。
中途半端なスキルと知識でやってしまうと、中途半端なものしかできないです。
お金と時間を無駄にしないために、プロにお願いするのが成功への近道です。
ここまで読んでWebマーケティングについてもっと詳しく知りたいという企業様がおられましたら、お問い合わせからメッセージをお送りください!