SEOコンサルタントとは?未経験で目指すメリット・デメリットや年収を公開
僕は一生この仕事で生きていくと思います。
SEOコンサルとして1年丸々働いてみました、ノブです。
今ブロガーでSEOコンサルに興味があるって人に向けて、この仕事のメリット・デメリットをリアルにお伝えします。
この記事を書いている僕は、SEOコンサルとして、企業12社をコンサル中。
さらに副業のSEOコンサルで月20万円を稼いでいます。
SEOコンサルタントの少しだけ先輩として、超リアルな実体験をぶっちゃけます。
この記事の目次
SEOコンサルタントとは
僕たちSEOコンサルタントが何をしているかというと、
クライアントの売上をUPのための施策を提案し、実行する
すごく簡単にいうとこうなります。
SEOコンサルは2種類ある
そしてSEOコンサルといっても大きく分けて2種類あります。
- 内部対策SEO
- コンテンツSEO
それぞれの違いをお教えします
内部対策SEOとは
内部対策SEOはサイト内部の情報を検索エンジンに正しく伝えるためのSEOです。
家で例えると、建屋を建てるための基礎を整備するイメージです。
ブロガーやアフィリエイターよりは、エンジニアよりの仕事になります。
コンテンツSEOとは
対して、コンテンツSEOは家でいう建屋の部分になります。
内部対策SEOで基礎を固めたあと、コンテンツSEOで建屋を建てていくイメージです。
コンテンツSEOには主にブログが用いられ、ブログSEOと呼ばれたりします。
ブロガー、アフィリエイター出身であれば、こちらのコンテンツSEOの方が得意なはずです。
SEOコンサルタントとして働くメリット
ここからはSEOコンサルとして働くメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
まずはメリット3つから。
メリット①:副業に転用できるスキルがつく
個人的にはこのメリットがデカすぎると思ってます。
僕はSEOコンサルとして丸1年働きましたが、今副業で約20万円ほどのコンサル案件を持っています。
会社で身につけたスキルをそのまま転用して案件を獲得しました。
例えばこれが商社とかメーカーだと、副業に活かせるスキルは手に入りにくいです。
こういう仕事は、会社が長年積み重ねてきた信用や、資本の上に僕らは働かせてもらっているからです。
つまりこういった業界でいくら良い仕事をしても、副業で使えるスキルは身につきません。
一方SEOコンサルは会社で身につけたスキルの全てが副業に活かせます。
メリット②:先輩や上司からフィードバックがもらえる
ブログをひとりでやっていると、どうしても自己流になりがちです。
やっぱり自分の作った成果物に対して何らかのフィードバックをもらえなければ、正しく成長できません。
僕も転職した当初は先輩のアフィリエイターにボロくそにダメ出しをくらいました。
めちゃくちゃ悔しかったんですが、自分一人でやってたら確実に気づかないことばかりでした。
お金をもらいながら先輩から有益なアドバイスをもらえるのは、この仕事の良いところです。
もらったフィードバックはそのまま自分の副業に活かすことができます。
メリット③:フルリモートがやりやすい
SEOコンサルタントはPC1台で全てが完結します。
これが最高なんです。
13インチのPCさえあれば、日本中どころか世界中どこでも仕事ができます。
僕は今フルリモートで仕事をしていますが、通勤がない分無駄な疲労感を感じることがありません。
余ったエネルギーを運動や副業に回すことができるので、フルリモートのメリットは大きいと感じてます。
SEOコンサルタントとして働くデメリット
次にSEOコンサルタントのデメリット3つを包み隠さずぶっちゃけます。
デメリット①:1年目は年収が死ぬほど低い
えー、SEOコンサルタントとしての僕の年収は「280万円」です。
信じられますか?
僕はいまだに信じられません。笑
一応こちらサイトによると「438万円〜625万円」が平均らしいです。(参考:SEOコンサルタントの年収|コエテコキャンパス)
経験者 or 未経験者かによっても違うと思いますが、僕の場合は未経験で入りました。
が、未経験であることを踏まえても相当低いと思います。
特に僕の会社はSEO事業が開始して、1年半くらいしか経っていないため顧客単価が低く、仕事のやり方もきっちりと定まっていません。
「未経験+事業が立ち上がって日が浅い」が相まって、このびびるほど低い年収を叩き出しています。
ただ2年目からは400万円を超える見込み(あくまで見込みです)です。
※2022年3月31日追記:2年目の年収として400万円を超えることができました(T ^ T) まだまだ高年収とはいえないですが、とりあえず激ヤバ底年収は脱することができました、、
デメリット②:SEO知識だけはNG!対クライアント能力が必要
これをデメリットに上げるか微妙なところなんですが、人によってはデメリットになりえると思ってあげました。
SEOだけをめちゃくちゃ突き詰めたい、研究したいって方ならSEOコンサルはストレスがかかるかもしれません。
SEOコンサルは、クライアントと面と向かって対峙する職種でもあるため、コミュニケーション能力が必要です。
自分のブログを運営していたときには感じなかったストレスを感じる可能性があります。
例えば、この施策をやれば必ず結果が出るのにクライアントが日々の業務に忙殺され、メールが返ってこない、思った通りの回答が返ってこない、など思い通りに進まないことは多々あります。
自分のブログで結果を出していれば、出しているほどこの状況にストレスを感じることになると思います。
実際に僕の先輩はアフィリエイターとして生活をできるくらい実力のある方でしたが、上記のような要因が強いストレスとなり退職しました。
デメリット③:100%のブログを作れるワケじゃない
これは実は僕がストレスを感じている部分でもあります。
みんな自分のブログは120%愛着を持っていますよね?
何度も昔の記事を眺めて内部リンクを整備したり、デザインを整えたり。
それが結構楽しかったりすると思います。
けど、SEOコンサルで同じことができるかというとそうもいきません。
納期に迫られると、ぶっちゃけ40%くらいの出来で出さないといけない時があります。
たぶん、食品工場で例えるなら、異物混入してるのを発見したのに、見てみぬふりをする感覚に近いかと。
これも人によってはストレスに感じることがあるはずです。
ただ逆に副業でやってるSEOコンサルはどれだけでも時間が使えるので、120%の力を出すことができます。
SEOコンサルタントになるには
「これをすれば必ずSEOコンサルタントになれる!」という資格はないんですが、確実に役に立つのは自分でブログをやることです。
そしてそのブログで収益を上げることです。
ブログで収益をあげるためのPDCAがSEOコンサルタントでそのまま役に立ちます。
あと1年目は年収低いのに目を瞑り、未経験でも募集しているところを探せば、転職の間口は広くなるはずです。
まとめ
SEOコンサルタントのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
メリット
- 副業に転用できるスキルがつく
- 先輩や上司からフィードバックがもらえる
- フルリモートがやりやすい
デメリット
- 1年目は年収が死ぬほど低い
- SEO知識だけはNG!対クライアント能力が必要
- 100%のブログを作れるワケじゃない
僕はこの仕事に転職してよかったと思ってますし、1年目の年収に耐えられるなら皆んなも目指しても良い仕事だと思います。
そんな感じでここまでお読みいただきありがとうございました。
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