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30代未経験でWebマーケターに転職できる?面接官で業界歴2年の僕が解説します。

JOB

こんにちは、NOBLOGのノブです。

転職をしたいあなた

30代業界未経験だけど、Webマーケターに転職できるの?
20代と比べたら若さでは勝てないし、転職は難しいんじゃない?

今転職を考えているあなたはこんな不安を抱えていませんか?

結論、30代でも業界未経験でWebマーケターに転職できます。

なぜ30代未経験でもWebマーケターに転職できるのか、この記事では詳しく解説します。

記事を書いている僕は29歳で未経験のWebマーケ業界に転職し現在31歳、今期はWebマーケティングで本業+副業で年収800万円を達成しました。
所属するSEOチームではチームリーダーを務め、社内の組織づくりも任されています。

なので、実体験に基づいた信頼性のある情報になっていると思います。
それではいきましょう。

この記事の目次

30代未経験でもWebマーケターに転職できます

繰り返しますが、30代未経験でもWebマーケターに転職できます。

なぜなら僕は今Webマーケティング会社の面接を担当しているのですが、30代未経験でも条件を満たせば、全然採用もあり得ると思うからです。

ただしWebマーケターとしてのキャリアの始める前にメリット・デメリットを知っておく必要があると思います。

人によっては「自分には厳しいかもしれない」と思いかねないので、事前によく把握した上で、Webマーケターを目指しましょう。

以下で30代未経験でWebマーケターになるメリット・デメリットをまとめます。

30代未経験でWebマーケターに転職するメリット

まずはメリットからです。
3あります。

メリット①:フルリモートで働ける

Webマーケター フルリモート

会社にもよりますが、Webマーケターはフルリモートを許可している会社が多いです。
本当にPC1台あれば完結してしまう職業なので、ペンや紙すら業務に使いません。

満員電車に乗る日必要もなく、通勤のストレスを感じることは皆無です。

また通勤がないことで、時間を超有効に使うことができます。

僕の会社でいうと、定時は9時-18時なのですが、8時半に起床、18時には業務を終えて、寝るまでの数時間を副業に充てたり、趣味のスポーツに充てたりしています。

通勤していたころよりも、自由に使える時間が数時間伸びたので、1日が長く感じます。

これはフルリモートで働きやすい、Webマーケターの大きなメリットだと思います。

メリット②:副業にバチバチ活かせる

Webマーケター 副業

Webマーケターとして本業で働き始めると、自分の副業にスキル・経験を転用することができます。

なぜならプロのWebマーケターとして働くと、何十ものクライアントのメディアを運営することになります。
1人でメディアを運営していた頃とは比較にならないほどのデータが集積してきます。
さらに社内の他の人も同じようにメディアを運営しているので、彼らが得た知識も自分の血肉とすることができます。

1人でメディアを運営していることにはできないことです。

僕も実際にWebマーケティング会社で働き始める前までは副業月収は最高で4,5万円くらいでしたが、本業をWebマーケターに変えてから、一気に120万円まで爆伸びしました。

これはWebマーケターに転職しなければ絶対にできなかったことだと思います。

メリット③:かっこいい

Webマーケター かっこいい

Webマーケターってめちゃくちゃカッコ良いと思うんですよね。

Mac1台で仕事ができて、私服で働けて、働く場所を選ばない。
在庫を持つ必要もありませんし、倉庫を借りる必要もありません。

超スマートで現代的な働き方に憧れる人は多いと思います。

こういう働き方をしたい、という人であればWebマーケターとして働いているだけで満足感を感じることができると思いますよ。

30代未経験でWebマーケターに転職するデメリット

次からはデメリットを解説します。転職する前に必ずこのデメリットは頭に入れておきましょうね。
こちらも3あります。

デメリット①:年収が大幅にダウンする可能性が高い

Webマーケター 年収ダウン

未経験でWeb業界に入ると年収が大幅にダウンする可能性が高いです。

これは今僕が働いている会社もそうですし、周りのWebマーケターを見ていると同じような意見が散見されます。

これは実際の僕のWebマーケター1年目の本業だけの年収ですが、470万円から280万円まで下がりました。

2年目となった今では400万円まで戻しましたが、それでも31歳としては少し少ないと思います。

ただその分副業に使えるスキルが手に入るので、副業込みであれば、あなたも前職の年収を大きく越えることができると思います。

ただ1年目はまだスキルも蓄積せず、金銭的にはかなり辛いと思うので、貯金を切り崩すか、生活レベルを大幅に下げるかの選択肢が求められると思います。

これは必ず転職前に知っておいた方がいいです。

デメリット②:業界経験がないと変化の早さにビビる

Webマーケター 業界変化が早い

Web・ITの業界は変化が本当に早いです。

古い業界であれば、業務の流れが大幅に変わることがありませんが、Web業界はほんとうにすぐに業務の内容が変わっていきます。
近頃話題のChat GPTが出てきたのも分かりやすい例です。

昨日まで価値のあった仕事が、今日にはもうAIにとって変わられるということが現実的に起こり得る業界です。

特にメーカーや商社などの平均年齢が高く、昔ながらの風習が残る業界から来ると変化の速さに驚くと思います。

この業界でキャッチアップしていくためには、業界への興味、自主学習を続けるモチベーションは必要不可欠。

業務も自習自学をしていることを前提に進んで行く節があります。
このあたりをナチュラルにやってないと、業務についていくのはかなり正直ハードモードになると思います。

デメリット③:残業地獄になる可能性がある

Webマーケター 残業地獄

IT・Web業界は残業多めの雰囲気があります。

実際僕の働いている会社でもプログラマーやデザイナーは0時くらいまで残業がざらです。
これはほんと会社にもよると思いますが、残業代が出ないこともありえます。

実際僕の会社も残業代が出ないです。

残業しないキャラを突き通すことも必要になってきます。

30代未経験でWebマーケターに転職するなら必ず身につけておきたいスキル

最後は30代未経験でWebマーケターに転職するなら必ず身につけておきたいスキルを紹介します。

僕が面接官としての立場から解説します。

スキル①:自分のメディアを運営した経験

自分のメディアを運営した経験

自分のメディアを運営した経験、1番重要です。

ブログを書いたり、YouTubeを撮ったり、SNSをやったりが、Webマーケターにとってのポートフォリオになります。
これがなければ面接をしたところで判断のしようがないので、書類通過すら難しいかもしれません。

Webマーケターが自分のメディアを運営することは、プロ野球選手であればキャッチボール、サッカー選手であれば、パス練習に相当するくらい基本中の基本です。

決して、ブログでいくら稼いでるとか、YouTubeで登録者が何万人もいる必要はありません。
もちろんあるに越したことはないですが、なくても大丈夫です。

自分で運営してみて「どうしたらアクセスが増えるんだろう?」「どうしたら商品を買ってもらえるんだろう?」そうやって自分で考えて、試行錯誤した経験があれば十分だと思います。

これを読んでてまだ自分のメディアを運営したことがないという人は、今すぐブログやYouTube、インスタ、なんでもいいので、さっそく始めてみましょう!

スキル②:人に指示を出した経験

Webマーケター 指示を出した経験

次に身につけておきたいスキルは人に指示を出した経験。

20代であれば、上司や先輩から指示を受け、自分が手を動かし「作業」をする時間が多かったと思います。
でも30代になればそれは逆になります。

外注さんや部下、後輩に自分の指示で動いてもらわなければいけません。

Webマーケターは作業量が膨大になるので、絶対1人の力では業務を回すことは不可能です。
どうしたら指示を受ける人が気持ちよく動いてくれるのか、正確にこなしてくれるのか、を考えて実行してきた経験のある方はかなりアドバンテージがあると思います。

意外かも思われるかもしれませんが、メーカーや商社の営業や購買で働いた経験のある方は適正があるかもしれません。

これらの業界の営業や購買は自分で作業することはなく、必ず現場に指示を出して業務を進めていきます。
それが20代後半だろうが、新卒だろうが関係ありません。

こういう職種で働いてきた人は常にどうやって指示を出せば誰かが動いてくれるのかを考えていると思うので、Webマーケターでもその経験は必ず活かせます。

むしろ若手にはできないことなので、30代で誰かに指示を出したことがあって、自分のメディアを運営しているというだけで、かなり有利に立てると思います。

スキル③:協調性

Webマーケター 協調性

最後は協調性です。

社会人としてとても基本的かもしれませんが、それはWebマーケターでも変わりません。

チームのメンバーが困ってたら手を差し伸べてあげるとか、逆に自分が困ってたらヘルプを要求するとか、またメンバーの楽しく働いていくにはどうしたらいいかと考えられる人がWebマーケターとして必須になると思います。

ブログで何十万も稼ごうが、インスタでフォロワーが何万人いようが、会社の中で働く上で協調性がなければ、働いていくのは難しくなります。

30代であれば、この辺はもうある程度経験済みで、いい意味で角が取れているので、20代のメディアの経験だけがある候補者よりもむしろ有利になると思いますよ。

まとめ

そんな感じで、この記事ではWebマーケティング会社で面接官をする立場の僕が、30代未経験でもWebマーケターになれるのか、について語ってきました。

ただ気をつけたいのが、この職種にははっきりとしてメリット・デメリットがあるということ。
合う人には合うし、そうでない人は全く合わない職種だと思います。

もし30代でWebマーケターを目指したいけど、自分には無理かな?
何を始めたらいいのか全然わからない…という方がいれば、お気軽にお問い合わせしてください。
全然無料でご相談に乗ります。

ただ副業で忙しいと返信が遅くなることもありますので、そこはご勘弁くださいm(__)m