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インド・ナガランド州の公用語「ナガミーズ」の日常会話まとめ【少数民族言語】

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こんにちは、NOBLOGのノブです。

ナガランド州では英語の存在感が非常に強いです。
もしかすると、ナガランド語は何世代かあとには、話せる人は少なくなるのではないか、そう思い少しでもこの言語の存在を残しておこうと思いこの記事を書いています。

書いている僕は、20代前半、インドをバックパッカーで旅をしていました。
その際、ナガランド州出身の友人ができ、その後何度かこの土地に足を運ぶことになりました。
そして友人からナガランドの言葉をたくさん教えてもらいました。

今日はそんなナガランド州の公用語、「ナガランド語」の日常会話のまとめです。

目次

ナガランド州とは

とはいえ「ナガランド」ってどこ?ってはなしですが、インドの一番右の一番はしっこ。
こんなところにあります。

人種は日本人と同じ、モンゴロイドが大半で、90%以上がキリスト教。

複雑な歴史も相まって、この土地の人々は「インド人」というよりも、「ナガランド人」としてのアイデンティティを強く持っているように感じます。

肝心の言語はというと、州の公用語として「ナガランド語」と「英語」があり、さらに同じ部族間同士でのみ通じる、「アオ語」「アンガミ語」などが存在します。

ナガランド語:挨拶

【こんにちは】
Salem

【ありがとう】
Khushi baishey

【ごめんなさい】
Biya nababi

【さようなら】
Lok babu

【おはようございます】
Good morning
※英語からの借用です。

【どういたしまして】
Hawa ni

【おやすみ】
Aya tepong

ナガランド語:数字

【1】
Ekta

【2】
Tuita

【3】
Tinta

【4】
Charta

【5】
Pangsta

【6】
Choita

【7】
Satta

【8】
Atta

【9】
Nouta

【10】
Dosta
※ナガランドでは10以上の数字は英語で数える。

ナガランド語:生活

【これは何ですか?】
Etu ki asey?

【これはいくらですか?】
Etu kiman asey?

【これください】
Moi etu wala lakey

【いりません】
Moi etu nalage

【何って言った?(相手の言ったことが聞き取れなかったときなど)】
Ki koishey bujanai

【何してますか?】
Ki kore asey

【あなたの名前はなんですか?】
Nang tening su

【ご飯は食べましたか?】
Bhaat khai shey

【食べました】
Khai shey

【まだです】
Khai nai

【〜があります】
Asey

【〜がない】
Nai

【わかりません】
Moi tuikey thoriboley nabari

【今何時ですか?】
Kiman time hoishey

【大丈夫です、気にしないで】
Charidibi

【今日】
Thai

【明日】
Asang

ナガランド語:人

【私】
Ni

【あなた】
Nang

【彼】
Abangchari

【彼女】
Anuti

【彼ら】
Tongla

【父】
Abao

【母】
Ayao

【年寄】
Azendi

ナガランド語:返事

【はい】
Hao

【いいえ】
Nai

【OK】
Acha

【いいよ(許可を表す)】
Thek asey

【だめ(不許可を表す)】
Nai naparibo

ナガランド語:形容詞

【嬉しい】
Kushi

【悲しい】
Apsos

【満足】
Aram baishey

【綺麗
Sundor

【かわいそう】
Morom

まとめ

という感じで今日はとっても貴重な言語「ナガランド語」をご紹介しました。

現在ナガランドの若い人々は不自由なく英語を話すことができ、こちらがナガランド語を話せなくても、全く問題なくコミュニケーションがとれてしまいます。

恐らく今後、英語が今よりももっと一般的に使われるようになり、消滅とはいかないまでも「ナガランド語」の存在感は時間をかけ、徐々に小さくなっていくのではないかと思われます。

貴重な言語を少しでも残しておきたい、そんな思いでこの記事を書いてみました。

※写真は僕がナガランドへ行ったときに撮影したもののみを使用しています。

(この記事は2017年10月7日、僕の過去ブログao-アオ-で公開した記事の転載です。またナガランドにいきたいな)