NOBLOG 外国語はもっと気軽に話せる

『プーチーファー』への行き方!タイ・チェンライ、神の山へ!

TRAVEL

(この記事は2017年4月22日、僕の過去ブログao-アオ-で公開した記事の転載です。)

こんにちは、NOBLOGのノブです

先月タイの最北・チェンライにある「プーチーファー」という山に行って来ました。

タイ国内ではご来光&雲海スポットとして有名な観光地なのですが、日本人にはまだあまり知られていないらしく、「地球の歩き方」にも他のブログにもあまり情報がなかったので、今日はプーチーファーへのわかりやすい行き方をまとめることにします。

行き方①:バンコク → チェンライ

まずはバンコクからチェンライへ飛びます。

所要時間は約1時間15分。料金はLCCを使えば1万円もあれば往復チケットが買えます。

f:id:kotobalover:20170422041225p:plain

距離は直線距離でだいたい800km。車でいくと超絶疲れると思うので、コストを気にしなかったら飛行機が1番です。ただもし長距離バスで行くのであれば、チャットチャックの北バスターミナルから便がでており、片道500バーツほどで行くことができます。

行き方②:チェンライ空港 → チェンライの街中

チェンライ空港についたら空港の3番出口からタクシーに乗ります。

奥に青い看板で「3」と書いてあるのが見えるでしょうか。ここからプリペイドタクシーに乗ることができます。空港から街中までおよそ20分で180バーツでした。

「プーチーファー」への行き方を聞くためこの日はチェンライの街中の宿に泊まることに。

泊まったホテルはこちら

>>バーン ヌカノング ゲストハウス (Baan Nukanong Guesthouse)

時期と日にもよると思いますが、僕が泊まったときは1泊250バーツでした。Wi-Fiもあり、部屋も清潔で、サービスもよくかなりおすすめの宿です。

さてここの宿の主人にプーチーファーへの行き方を聞いてみました。

行き方③:プーチーファーの山へ

プーチーファーへの行き方は5つあります。

  1. でかいバス
  2. ミニバス
  3. ソンテオ
  4. レンタルバイク
  5. タクシー

順番に解説していきます。

でかいバス

でかいバスはシーズン中しかでておらず、3月のシーズンオフの時期は出ていません。シーズン中であれば、街のナイトバザール近くの「バスターミナル2」から1時間毎に出ています。

しかしプーチーファーまで直行するわけではなく、手前の「Thoeng」という町で降ろされます。そこからソンテウをチャーターする必要があるのですが、これがおよそ600バーツほどかかります。所要時間も乗り換えを合わせると3時間半以上はかかるでしょう。

f:id:kotobalover:20170422141511p:plain

バスターミナル2の場所はここ。街の中心にナイトバザールがありその南側に大きめの広場があります。

この青い看板が目印。バスターミナルは2つありますが、バスターミナル1は2017年3月時点では工事中であり、上記場所のバスターミナル2しか利用することができませんでした。

これがバスターミナル2です。シーズン中であればここから大きいバスに乗ることができます。

ミニバス

不幸なことにこちらもシーズン中しか出ておらず利用することができませんでした。シーズン中であれば上記バスターミナル2から1日1本午後1時に出ています。

このミニバスはプーチーファーの町まで直行してくれます。

ただし帰りの便は翌日しかありません。プーチーファーの町でミニバスを降りたところと同じ場所に翌日午前9時に迎えにきてくれます。料金は片道150バーツ。所要時間は3時間。

ソンテオ

こちらもバスターミナル2から出ており、プーチーファーの町まで直行してくれます。ただチャーターという形になるので、料金が高く片道800バーツ。

料金の高さと乗りごごちの悪さを考えると良い選択肢とは言えませんね。

レンタルバイク

ナイトバザール近くにはレンタルバイク屋がたくさんありますので、ここでバイクをレンタルすることができます。

1日あたり1番安い110ccで200バーツ。1番高いオフロード250ccで1000バーツです。

タクシー

バスターミナル2からプーチーファー行きのタクシーをつかまえることができます。シーズンオフ中で満足な移動手段がなかったので、僕はこの移動手段を選択しました。

料金は1日1500バーツ。もちろんバスターミナルから直行してくれます。所要時間は2時間半ほどでした。

プーチーファーの町へ行ってみる

約2時間半後、プーチーファーの町につきました。静かです。この日泊まる宿は探してなかったのですが、タクシーの運転手が適当に見つけてくれました。

いかにも山のロッジって感じですね。料金は400バーツで扇風機・シャワー・1ベッドです。

中はこんな感じ。

プーチーファーは朝日が有名なため行くのは明日にします。宿の周りをちょっと散策してみました。

お気づきだろうか。全ての写真に犬がフレームインしていることを。宿にいた犬をよしよししたら懐かれてしまい道中ずっとあとをつけてきました。

いざプーチーファーへ

プーチーファーの町からプーチーファー山頂へは結構な距離があります。行くための選択肢は3つ。

  •  宿で原付を借りる
  • タクシーを使う
  • 徒歩

1番良いのは原付を借りることなのですが、東南アジアの原付はギア付きロータリー式がほとんどで日本のオートマチックな原付とは違います。慣れないと危ないなと思いこの選択肢はやめました。

2つ目のタクシー。実はプーチーファーの町まで送ってきてくれたタクシー運転手が、同じ場所に宿泊していたので山頂まで送ってもらうことはできましたが、費用節約のため却下。ただ町に流しのタクシーやトゥクトゥクは走っていないので、今回の僕のようなケースでない限り、選択肢に入れないほうが良いでしょう。

3つ目は徒歩。消去法的にこれになりました。しかし後になって相当後悔することになります。宿から山頂まではおよそ1時間半あるので、4時半に宿を出発します。

プーチーファーへの入り口はメイン道路から脇道に逸れます。

f:id:kotobalover:20170422152107p:plain

右手の坂道を登っていきます。

この小屋が目印。 入り口は前日は散策で把握しておきました。

10分ほど この道をどんどん進んでいくと、

このように左手にキャンプ場が見えてきます。シーズンオフということもあり、キャンプをしている人は皆無でした。ここから山頂まで徒歩で約50分。起伏が激しいのと、標高が高いので、普通に歩くよりもかなり体力を消耗します。この道を徒歩で行くのはかなりおすすめできませんので、タクシーもしくは原付をレンタルするのが良いでしょう。

そしてぜいぜい言いながら坂道を進んでいくととこのように駐車場につきます。少し高目の値段ですが、コーヒーやお菓子を買うことができます。

ここから約20分、山頂まで舗装されていない砂利道が続きますので、歩きやすい靴を履くことをおすすめします。また日が出る前の山頂はとても寒いのでこの時期でも上着が必須です。

※ここまでは全て前日の写真のため明るいですが日の出を観に行った当日は真っ暗であたりはほとんど何も見えず、携帯のライトを頼りに道を歩きました。

 日の出を拝む!

山頂についたのは5時半。あたりはまだ暗く、先客は1人のインド人だけでした。

f:id:kotobalover:20170422172929j:plain

かなり見えにくくて申し訳ありませんが、眼下にはラオスの道が見えます。写真の下あたりに白い光が点々と映っています。

f:id:kotobalover:20170422173143j:plain

東の空が少しづつ明るくなりはじめました。

f:id:kotobalover:20170422173401j:plain f:id:kotobalover:20170422174053j:plain

太陽が完全に隠れていた山々の稜線がはっきりし始めます。プーチーファーは雲海が観れることでも有名ですが、はやりシーズンオフ。薄い霧がかかって雲海は出そうにもありません。

民族衣装を着た子どもが現れました。可愛いですね。

プーチーファー 行き方

雲海は見れませんでしたが、神聖な日の出を見ることができ大満足でした。

山頂から降りる際、ふと振り返ると「プーチーファー」の意味がわかりました。

「プーチーファー」とは「空を指す山」いう意味であり、その形が確かにその形が空を指す指に見えます。

プーチーファーからバンコクへ

プーチーファーからチェンライ空港までは昨日と同じタクシーに乗り込み また2時間半ほど車の中。帰りも1500バーツのお支払い。たっかい!楽チンで早いけど、シーズン中であれば、絶対にミニバスを使うことをおすすめします。安いし、ソンテオよりも快適です。

まとめ

今回シーズンオフのプーチーファーに行きました。雲海は見れず残念でしたが、静かに日の出を拝むことができいい感じでした。これがシーズン中になると山頂は観光客でごった返し、場所取り合戦が始まるそうですね。でもやっぱり次行くなら11月〜1月のシーズン中かなあ。

田舎のチェンライもいいけど、やっぱ都会のバンコクが住みやすいんですよね。僕が思うタイに住むメリット・デメリットはこちら。
>>タイに移住するメリット・デメリットとは?【1年半の駐在で分かったこと】